聶隠娘/ニエ・インニャン
スー・チー[舒淇]
1976年4月16日生まれ。台湾・台北市出身。本名は林文慧。17歳でモデルとして活動を始め、台湾で発売された写真集のヒットを受けて香港へ。芝居の下手なポルノ女優に扮した『夢翔る人/色情男女』(96/イー・トンシン監督)での演技が絶賛され、香港電影金像奨最優秀助演女優賞と最優秀新人賞をダブル受賞し一躍スター女優となる。以降は、『玻璃の城』(98/メイベル・チャン監督)『ゴージャス』(99/ヴィンセント・コク監督)『クローサー』(02/ユン・ケイ監督)『トランスポーター』(02/ルイ・レテリエ監督)などドラマからアクション大作まで幅広く活躍。01年『ミレニアム・マンボ』で初めてホウ・シャオシェン作品に参加して以降、05年台湾金馬賞最優秀女優賞に輝いた『百年恋歌』(05)、そして本作と立て続けにヒロインを務め、ホウ・シャオシェンの新たなミューズとなる。アジアを代表する国際派女優の一人。
田季安/ティエン・ジィアン
チャン・チェン[張震]
1976年10月14日生まれ、台湾・台北市出身。名優チャン・クォチューを父にもち、エドワード・ヤン監督の『牯嶺街少年殺人事件』でチャン・クォチューの息子役として主演デビューをはたす。エドワード・ヤン監督の『カップルズ』(96)、ウォン・カーウァイ監督『ブエノスアイレス』(97)に出演後、兵役のため一時映画界から離れたが、『グリーン・デスティニー』(00/アン・リー監督)で復帰。以降は、ウォン・カーウァイ監督作『2046』(04)『グランドマスター』(13)ホウ・シャオシェン監督『百年恋歌』(05)ティエン・チュアンチュアン監督『呉清源~極みの棋譜~』(06)キム・ギドク監督『ブレス』(07)ジョン・ウー監督『レッドクリフ PartⅠ&Ⅱ』(08-09)など、名匠たちと次々にタッグを組み、アジアを代表する俳優として着実にキャリアを重ねている。

鏡磨きの青年
妻夫木 聡
1980年12月13日生まれ、福岡県出身。映画初主演作『ウォーターボーイズ』(01/矢口史靖監督)で第25回日本アカデミー賞優秀主演男優賞、新人俳優賞を受賞し一躍日本を代表する若手男優となる。おもな映画出演作に、『69~sixty nine~』(04/李相日監督)『春の雪』(05/行定勲監督)『涙そうそう』(06/土井裕泰監督)『どろろ』(07/塩田明彦監督)『ブタがいた教室』(08/前田哲監督)『マイ・バック・ページ』(11/山下敦弘監督)『ぼくたちの家族』(14/石井裕也監督)『バンクーバーの朝日』(14/石井裕也監督)などがある。『ジョゼと虎と魚たち』(03/犬童一心監督)で第77回キネマ旬報ベスト・テン最優秀主演男優賞を、『悪人』(10/李相日監督)では第34回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞ほか第53回ブルーリボン賞主演男優賞など数多くの映画賞を受賞。2016年3月に、『東京家族』(13/山田洋次監督)と同じスタッフ・キャストで贈る喜劇『家族はつらいよ』が、また時代劇『殿、利息でござる!』(16初夏予定/中村義洋監督)の公開も控える。
青年の妻
忽那汐里
1992年12月22日生まれ、オーストラリア・シドニー出身。2006年、第11回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞し、翌年の「3年B組金八先生」(TBS)で女優デビュー。その後TVドラマでは「家政婦のミタ」(11/NTV)「家族ゲーム」(13/CX)などで活躍。『守護天使』(09/佐藤祐市監督)で映画初出演以降、『半分の月がのぼる空』(10/深川栄洋監督)『BECK』(10/堤幸彦監督)『ペタル ダンス』(13/石川寛監督)『オー!ファーザー』(14/藤井道人監督)などに出演する。11年の『少女たちの羅針盤』(長崎俊一監督)『マイ・バック・ページ』(山下敦弘監督)で毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞、キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞を受賞し、13年には『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』(行定勲監督)、『許されざる者』(李相日監督)で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。今年12月に日本・トルコ合作映画『海難1890』(田中光敏監督)、16年には『女が眠る時』(ウェイン・ワン監督)の公開を控えている。

嘉誠<ジャーチャン>公主・嘉信/ジャーシン
シュー・ファンイー[許芳宜]
1971年生まれ、台湾・宜蘭出身。94年国立台北芸術大学を卒業後、単身アメリカへ渡り、95年に数百倍という厳しい競争率を勝ち抜きマーサ・グレアム・ダンスカンパニーに加入、99年には同カンパニーの首席ダンサーとなり、マスコミからは「マーサ・グレアムの後継者」と評される。2005年にはアメリカの「Dance Magazine」誌1月号において「今年最も注目すべき25人の舞踊家」の筆頭に選ばれ表紙を飾り、同年、台湾で五等景星勲章を授与された。現在もアメリカを中心に活動を続け、さまざまな賞を受賞するなど世界的舞踏家の一人。ウォン・カーウァイが製作総指揮をとった映画『光にふれる』(12/チャン・ロージー監督)にもダンス講師役として出演している。